FAQ

1.経済産業省の公開しているGHS混合物分類判定システムとの関係性について

Q1-1 経済産業省のGHS混合物分類判定システムとNITE-Gmiccsの関係性、変更点を教えてください。

A1-1 NITE-Gmiccsは、基本的には経済産業省のGHS混合物分類判定システムと同様の情報と機能が収載されていますが、主な変更点は以下の通りです。

◆ソフトインストールタイプからウェブシステムに変更
インストールすることなく、いつでもどの端末からでもインターネットを通して使用が可能です。

◆インポート・エクスポート用Excelフォーマットを変更
Excelフォーマット(CSV)を用いて複数の化学物質をまとめて管理することができます。

◆ユーザーによるアップデートが不要
最新の政府によるGHS分類結果やシステムの更新をNITEが実施します。

Q1-2 経済産業省のGHS混合物分類判定システムとNITE-Gmiccsでは登録されている物質情報に違いはあるのでしょうか。

A1-2 基本的には「政府によるGHS分類結果」に基づく物質情報が登録されていますが、以下の変更点がありますのでご注意ください。
◆物質IDが異なる(【例】ホルムアルデヒドの物質ID・・・00000000045 → m-nite-50-00-0)
◆NITE-Gmiccsでは、NITE統合版GHS分類結果を収載(NITE統合版GHS分類結果
◆水(CAS RN: 7732-18-5)については政府により分類されておりませんが、利便性向上のために分類結果をNITEで収載

Q1-3 経済産業省のGHS混合物分類判定システムで使用していたデータをNITE-Gmiccsに移行または使用できるのでしょうか。

A1-3 経済産業省のスタンドアローン型の混合物分類判定システムから出力したExcelファイル(TSV形式)は、NITE-Gmiccsに対応したフォーマットに変更していただく必要があります。NITE-Gmiccs用のExcelファイル(CSV形式)にデータを入力してからご使用ください。
データ移行変換ツールは以下のアーカイブページに掲載しています。
GHS混合物分類判定システム(経済産業省インストール版)アーカイブページ

Q1-4 経済産業省のGHS混合物分類判定システムと同じように自社データをインポートしてNITE-Gmiccs上に保存できるのでしょうか。

A1-4 自社データのインポートは可能ですが、NITE-Gmiccs上でのデータ保存はできません。NITE-Gmiccs用のインポートフォーマット(Excelファイル(CSV形式))に沿ってデータを入力し、インポートしてください。データを保存したい時は、必ずデータをエクスポートし、ご自分の端末にExcelファイル(CSV形式)で保存してください。NITE-Gmiccsではユーザーによる処理が実行されない状態が2時間続くと、タイムアウトとなりデータが削除されますのでご注意ください。

Q1-5 経済産業省のGHS混合物分類判定システムと同じように政府によるGHS分類結果のデータが更新された場合は自分で差分データをアップロード(インポート)する必要があるのでしょうか。

A1-5 ユーザーが差分データをアップロード(インポート)する必要はありません。政府によるGHS分類結果が更新された際には、NITEがその情報をとりまとめ、NITE-Gmiccsの登録情報を更新します。(基本的には毎年度、政府によるGHS分類結果の公開に伴い年一回の更新を予定しています。)

2.使い方について

Q2-1 入力したデータや分類・ラベルを出力した結果はNITE-Gmiccs上に保存されるのでしょうか。

A2-1 NITE-Gmiccs上にはデータは保存されません。Webブラウザを閉じる、またはユーザーによる処理が実行されない状態が2時間続くとタイムアウトによりユーザーのインポートデータは全て削除されます。

Q2-2 自社データを使用して分類を行いたいが、どのようにデータを作成すればいいのでしょうか?

A2-2 自社データの使用は可能です。NITE-Gmiccs用のアップロードフォーマット(Excelファイル(CSV形式))に沿ってデータを入力し、インポートしてください。

Q2-3 Web版ではなく自社のPCにインストールしてオフラインで使用したいです。どうすればよいでしょうか?

A2-3 オフラインでは使用できません。オフライン使用をご希望の場合は、経済産業省のGHS混合物分類判定システムをご使用ください。(経済産業省:GHS混合物分類判定システム

Q2-4 入力中のデータを一時保存することは可能でしょうか?

A2-4 NITE-Gmiccsでの一時保存はできません。必ずデータをエクスポートし、ご自分のPCにExcelファイル(csv形式)で保存してください。NITE-Gmiccsは処理が実行されない状態が2時間続くと、タイムアウトとなりデータが削除されますのでご注意ください。

Q2-5 社内の複数のユーザーでデータを共有することはできますか?

A2-5 NITE-Gmiccs上でのデータは共有できませんが、NITE-Gmiccsから出力したエクスポートファイルを用いて共有することが可能です。データ共有したい場合は、ユーザーが作成したインポートファイルまたはエクスポートファイル(Excelファイル(CSV形式))をお使いください。

3.機能について

Q3-1 NITE-Gmiccsにはどのようなデータが登録されているのでしょうか。

A3-1 NITE統合版のGHS分類結果が収載されています。(NITE統合版GHS分類結果
また政府による分類事業では水(CAS:7732-18-5)は分類されておりませんが、利便性向上のためデフォルトで収載しています。

Q3-2 NITE-Gmiccsに最初から登録されている分類結果は変更できますか。

A3-2 NITE-Gmiccsに登録(収載)されているNITE統合版GHS分類結果は変更出来ません。 政府によるGHS分類結果が更新された際には、NITEがその情報をとりまとめ、NITE-Gmiccsの登録情報を更新します。 NITEのデータを基にデータを編集したい場合はコピー登録していただくか、公開データを基にユーザー側でデータを作成してください。

Q3-3 NITE-Gmiccsで自動分類判定した後に分類結果は変更できますか。

A3-3 自動判定された分類結果を変更することは可能です。ユーザーの責任において、データの変更を行ってください。

4.混合物GHSの分類方法について

Q4-1 NITE-Gmiccsで分類を実施すれば自分でGHSを分類する必要はないのでしょうか。

A4-1 NITE-Gmiccsでは化学品(混合物)のGHS分類を対象としていますので単一の化学物質についてはデータが別途必要になります。デフォルトデータとして約3,000物質の単一化学物質のGHS分類結果を収載していますが、データがない場合はユーザー側で用意いただく必要があります。
また、混合物の分類についても本システムでは、つなぎの原則などについては考慮しておらず、あくまで計算で可能な分類のみを行っているため全ての分類がされない場合があります。つなぎの原則には、希釈された場合は希釈前の物質と同等の分類、同じ製造バッチの場合は同等の分類、有害性の高い混合物(区分1)を濃縮した場合は同等の分類、1つの有害性区分内での内挿、などの分類方法があります。つなぎの原則を用いて分類が可能な場合は別途GHS分類を行うことを推奨いたします。

Q4-2 NITE-Gmiccsで物理化学的危険性が正しく分類されないようなのですが、なぜでしょうか。

A4-2 本システムでは、計算で可能な分類のみを行っているため、計算が行えない一部の物理化学的危険性は分類がされません。 物理化学的危険性(可燃性ガス、酸化性ガス、引火性液体)については、NITE-Gmiccsに入力された情報(引火点、初留点(沸点)、窒素等価係数 (Ki)など)をもとに分類が可能ですが、その他の危険有害性については、個別の試験等による分類判定が必要なため、各自での入力が必要となります。一方で、国連危険物輸送勧告で使用されている「国連番号」に紐づく「危険等級」、「容器等級」から、混合物の物理化学的危険性のGHS分類を類推できる場合は国連番号からGHS分類を自動付与しています。 詳細については、分類ロジックをご確認ください。

Q4-3 NITE-GmiccsのGHS分類ルール「JIS」は最新のJISに従っていますか。

A4-3 最新のJIS Z 7252(GHSに基づく化学品の分類方法 )、JIS Z 7253(GHSに基づく化学品の危険有害性情報の伝達方法−ラベル,作業場内の表示及び安全データシート(SDS))(2019年版)に基づいて分類を行っています。(2021.4月時点) 詳細については、分類ロジックをご確認ください。 また、JISルールとUNルールの違いについてもまとめられています。

Q4-4 NITE-GmiccsのGHS分類ルール「UN」はGHS国連文書改訂何版に従っていますか?

A4-4 国連GHS文書改訂6版に準拠しています。(2021.4月時点) 詳細については、分類ロジックをご確認ください。 また、JISルールとUNルールの違いについてもまとめられています。